インプラント

ワンデイインプラントにかかる費用について

皆さんはワンデイインプラントという治療法についてご存知でしょうか。

「インプラントにも違いがあるの?」と思われるかもしれません。

まさにその通りで、「人工的な永久歯を作り自分の本物の歯のように使う」ことを目的としたインプラント治療にも種類があります

そのうちの一つがこの「ワンデイインプラント」なのです。
インプラントには、メーカーごとの違いがあります。

現在、日本ではたくさんの歯科医院がインプラント治療を行っていますが、名前が同じだからといって全ての歯科医院が同じインプラント治療を提供しているわけではないのです。

歯科医院ごとにたくさんのメーカーのインプラントを比較して「安心して患者様に使っていただけるか」「耐久性はどうか」「安全で衛生的か」などを考え、インプラントを選んでいます。

歯科医院ごとに違ったメーカーのインプラントを使っているということです。
このメーカーによるインプラントの違いこそが、インプラントの種類の違いの一つとなります。

もう一つのインプラントの違いとして、治療の進め方や目的の違いがあります。
「ワンデイインプラント」はどちらかというとこちらに当てはまるかもしれません。

同じく「インプラント」という名前を掲げていながら、通常のインプラントとは目的や治療の進め方が少しばかり違っているのがこのワンデイインプラントなのです。

費用面を中心に当院で行っている「ワンデイインプラント」についてご紹介します。
同じインプラントという名前のついた治療でも、通常のインプラントとは違っていることをおわかりいただけるはずです。

一般的なインプラントの費用とは

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一般的にインプラント治療には、高額の費用と長い治療期間が必要であると考えている方が多いのではないでしょうか。

確かにその通りで、通常のインプラントの場合は一本あたりのインプラント治療相場は30万円からと言われます。
もちろんこれは一本あたりの費用ですから本数が増えるとその分だけ費用も増します。

もっと安い価格でインプラントを行っている歯科医院もあるのですが、一定の安全性と衛生、そして耐久を持った信頼できるメーカーのインプラントは歯科医院で購入する場合も決して安価ではありません。

安全性や衛生、耐久性を担保するためには一本あたりこのくらいの金額になってしまうのです。
しかもインプラントは基本的に保険外診療(自由診療)になります。

国が定めた厳しい要件に合致しない限り保険で治療することはできません。

審美面を考えてインプラント治療をする場合や加齢、虫歯、歯茎の衰えにより歯が倒れてしまってインプラント治療をする場合などは、保険を使うことは難しいです。

治療に保険を使うことができないという点がインプラント治療の費用に拍車をかけているのです。

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加えて、インプラント治療をする前段階で虫歯や歯肉炎が発見されれば先にそちらの治療をすることになります。
インプラント治療の費用に加えてこうした治療費も加算されますので、人によってはもっと高額な費用が必要になる可能性もあります。

こうしたインプラントの高額費用をまかなうためには、「預金で対処する」「デンタルローンを使う」「医療費控除を使う」といった方法があります。

しかし、誰もが預金を歯科治療にあてることができるわけではありません。

もちろんインプラントのためにお金を貯めてという方もいらっしゃるでしょうが、かなりの本数を治療するためにはその分だけ高額になってしまい、預金でまかなうことはなかなか難しいことであると言えます。

インプラントは医療費控除の対象にもなりますが、医療費控除の対象になったからといって保険診療のようにお財布に優しく治療できるというわけではありません。

現状としては、多くの方がデンタルローンや患者様ご自身の預金などを使って治療をしている状態です。

インプラントは高いという印象は、確かにその通りであるということです。

しかし、このワンデイインプラントは治療期間や体への負担だけでなく費用面の負担も通常のインプラントより軽いという画期的な治療法です。

http://www.kougakukai.com/chiryou/onedayimplant/

ワンデイインプラントの費用とは

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「ワンデイインプラント」とは、名前の通り「一日で治療してしまうインプラント」のことです。

入れ歯を使っていてケアやずれ、痛みに悩ませられているが長期間治療に通うことは難しい、嫌だという方にお勧めの治療方法です。
このワンデイインプラントは装着が一日で終了し、ずれず、一生ものの歯を手に入れることができます。

歯のない日は一日もありません。
入れ歯のような嘔吐感や違和感もありません。

また、一般的なインプラントのように歯肉炎や歯茎の衰え、あごの骨が薄いなどの理由で治療できないという可能性が低いことも特徴です。
一般のインプラント治療ができなかった方でもワンデイインプラントであれば治療可能なことも少なくありません。

治療を進める際は治療の日程や期間、方法を説明した上で体全体に配慮して行います。
「体への負担が少なく」「治療期間が短く」「通常のインプラント治療ができない方にも対応できる可能性が高い」のがこのワンデイインプラントなのです。

しかも、ワンデイインプラントは経済的な負担も通常のインプラントに比べて軽いことが特徴です。
これは通常のインプラントよりもワンデイインプラントの方が本数を絞り、少ない本数での治療を行うからです。

インプラント治療の中でも特定の歯に絞ったピンポイント治療という側面がありますので、その分だけ費用負担が軽くなる可能性が高いというわけです。

ワンデイインプラントにかかる費用はインプラント代(メーカーによって異なる)と、薬品代などの消耗品の費用、そして骨が薄いなどの事情があれば特殊治療が必要になるためその分の費用が上乗せされます。

患者様一人一人のお口の事情によって金額がかなり変わってきます。

簡単にではありますが「インプラント代」「治療代」「インプラント以外に必要だった虫歯などの治療代」「消耗品の費用(オプション費用)」「特殊治療の必要があれば特殊治療代」の総合計となります。

http://www.kougakukai.com/price/#implant

最後に

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ワンデイインプラントは一日で治療を行い、歯がない状態を一日も作らない画期的なインプラント治療です。

歯の本数を絞ってピンポイントに治療することで費用面をおさえつつ、あごの骨の薄い方や歯茎に衰えのある方でも治療できる可能性をぐんと引き上げました。
ワンデイインプラントの費用は患者様の口腔内の状況によってかなり変わってきます。

治療前に見積もりを出し、費用面についてご相談可能です。
また、ワンデイインプラントについて豊富な症例を挙げて説明することも可能です。お気軽にご相談ください。