ナイトレーズ

あなたは大丈夫?睡眠時無呼吸症候群の主な症状と改善方法

睡眠は人間にとってとても大切なものです。

睡眠不足になると仕事や家事が手につかなくなるだけでなく、頭が上手く働かないため効率がぐんと落ちてしまいます。
眠れない日が続くと食欲が落ち、気持ちも不安定になってしまうことでしょう。

人間の三大欲求の一つに「睡眠欲」がありますが、欲求という側面だけでなく生活に欠かせないものであり、心と体をしっかり休めるものという欠かせないものとして「睡眠」があります。

ぐっすり眠るとそれだけすっきり気分爽快で、頭もよく働いてくれることでしょう。

しかし、寝たくても何らかのトラブルで睡眠時にすぐに目覚めてしまったり、質の良い睡眠がとれなかったりすることがあります。
前者の代表例が、「心配事がある」という気持ちの問題などです。

例えば「明日テストがある、どうしよう」「会社で重要なプレゼンがある」と不安になると、眠っても精神的な不安感や焦燥感、緊張感ですぐに目を覚ましてしまうことがあります。

皆さんにも経験がないでしょうか。
もやもやと心配したり悩んだりして入眠できなかったりよく眠れなかったりするのは、睡眠のよくあるお悩みです。

しかし、睡眠におけるトラブルはこれだけではありません。皆さんは「睡眠時無呼吸症候群」という名前を耳にしたことはありませんか。

後者の代表例としては「睡眠時無呼吸症候群」が挙げられます。

睡眠時無呼吸症候群とその治療法についてお話します。
あなたの睡眠と健康について、口の中から改善を考えてみませんか。

睡眠時無呼吸症候群と無呼吸の関係

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睡眠時無呼吸症候群とは、「何らかの要因で睡眠が阻害されることにより体や生活に影響が出る」症状のことです。
代表的な「要因」としては、睡眠中に「空気の通り道が塞がれてしまい無呼吸状態になってしまう」ことが挙げられます。

こんな状態を想像してみてください。
『睡眠中に喉が塞がれてしまい、息苦しい。』

息苦しいと、心地よい眠りが阻害されてしまいます。
長時間寝たはずなのに息苦しい状態が睡眠時に続いていたため、眠った気がせず、仕事中や勉強中にぼんやりとしてしまいます。

呼吸ができないと脳に酸素が行き渡りませんから、日中にぼんやりしてしまうのです。
しかも、この症状が長く続くと脳に十分な酸素が行き渡らない状態がそれだけ長く続くということですから、脳へのダメージも考えられます。

「睡眠時に無呼吸状態がおきてしまうことにより体や生活に影響が出てしまう」のが、睡眠時無呼吸症候群の恐ろしいところです。

しかし、考えてみれば、無呼吸状態という状態が起こり得るのかが疑問です。
人間は肌でも呼吸していますし、鼻でも呼吸しています。口でも呼吸しています。

無呼吸状態になることが、健康な睡眠をとれている家族にはなかなか想像がつかないのではないでしょうか。

確かにその通りかもしれません。
「無呼吸により睡眠が邪魔されて体や生活に影響を及ぼしていますよ」と言われても、無呼吸の原因が何によっておこっているのかなかなか想像できません。

では、こんな場面を想像してみてください。

ベッドへ横になるとのどひこが垂れて気道を塞いでしまいます。

睡眠はとれるのですが、横になると軽度の息苦しさを感じます。
同室のパートナーからも「最近ちょっと呼吸音が苦しそう」と指摘されました。

睡眠時無呼吸症候群は睡眠時の無呼吸によって体や生活に影響を及ぼす症状で、その症状を作り出しているのは質の良い睡眠をとれずに困っている本人の体のトラブルなのです。

軟口蓋(上あご部分)、口蓋垂(のどひこ)、口蓋弓(舌まわり)などが気道を塞ぎ、睡眠時無呼吸症候群の原因になることがあります。

しかもこの睡眠時無呼吸症候群は、厄介なことに、自分ではなかなか気づき難いという特徴もあるのです。
無呼吸状態が起きるとはいえ本人は浅い眠りの中にいるわけですから、自分が息苦しさを感じていることになかなか気づかないのです。

睡眠時の無呼吸といびき

睡眠時無呼吸症候群では本人より先に家族が症状に気づくことが多いです。

睡眠時無呼吸症候群では気道が軟口蓋(上あご部分)や口蓋垂(のどひこ)によって塞がれ、狭くなった気道を空気が行き来することになります。

すると、大きないびきが出てしまうことが多いのです。
例えば音楽の授業で使うリコーダーは穴を指で塞いで息を噴く込むことにより「ぴーぴー」という音が出ます。

喉の気道も同じで、塞がれたところを空気が行き来することによっていびきという音が出てしまうことが多いのです。

いびきは大きな音がしますから、家族はびっくりして寝ている本人を見ます。

すると、いびきをかいている本人の呼吸が時々止まっていたり、息苦しそうにしていたり、ちょっと止まったいびきがまた大きな音で再開したりと、睡眠中の様子がおかしいことがわかります。
家族に「苦しそうだったよ」「いびきがうるさい」などの理由で調べた結果、「睡眠時無呼吸症候群」だと判明することは非常に多いことなのです。

確かにいびきは家族にとって気になるものです。

いびきだけでなく、睡眠時の無呼吸状態は脳へ深刻なダメージを与えかねず、生活にもマイナス面で大きな影響を与えます。
改善のための治療をすることで、睡眠時無呼吸症候群を改善することが可能です。

無呼吸を改善するナイトレーズ

当医院で行っている「ナイトレーズ」は軽度の睡眠時無呼吸症候群の代表的な症状であるいびきを改善できる他、睡眠時無呼吸症候群をともなわない通常のいびきの改善も期待できます。

軟口蓋(上あご部分)、口蓋垂(のどひこ)、口蓋弓(舌まわり)などが原因でおきている軽度な睡眠時無呼吸症候群の改善にも画期的な治療法です。

治療内容としては、1回15分程度のレーザー照射を数回~10ほど行うだけというものです。
2、3回目のレーザー照射で息苦しさの改善などを実感してくださる患者様が多いです。

レーザーの照射によりコラーゲンを増生させ、口腔内の部位を縮小・引き締めます。
口腔内の組織や部位を切ることなく軽度の睡眠時無呼吸症候群の改善が期待できる治療法です。

治療直後から飲食も可能で、切除することがないので痛みもありません。
睡眠時無呼吸症候群は、軽度であれば必ず切除治療しなければ改善できないわけではありません。

このような治療方法で改善を見込むこともできます。

http://www.kougakukai.com/chiryou/nightlase/

最後に

質の良い睡眠は生活に欠かせないものです。

睡眠の質が低下すると、生活や体の機能に影響が出てしまいます。
睡眠時無呼吸症候群は気道の閉塞によって睡眠が阻害されるという睡眠に関わる重要なトラブルです。

いびきの原因にもなりますので、生活・体・睡眠を考え、早めの改善が望ましいといえます。

軟口蓋(上あご部分)、口蓋垂(のどひこ)、口蓋弓(舌まわり)などが原因でおきている軽度の睡眠時無呼吸症候群の改善は切除する治療法だけでなく、「ナイトレーズ」というレーザー治療での改善も可能です。

痛くない、食生活にも影響の出ない治療方法です。

ご家族にいびきや睡眠時の呼吸がおかしいことを指摘されている方、ご自分のいびきや横になった時の息苦しさにお悩みの方、治療方法の説明から心配事までお気軽にご相談ください。
患者様に合った治療方法をご案内いたします。