最近では歯のホワイトニングケアを行っている人がとても増えてきています。
自宅で行える歯磨き粉タイプのもの、美白専用のクリーニングのものなど薬局やバラエティショップ、あらゆる場所で手に入れることができますよね。
ですが、なかなか効果が見られない、すぐに白くしたいのに時間がかかる、などの声も聞こえます。
今回は、歯科で歯を簡単にそして短期的に白くできる「オフィスホワイトニング」についてご紹介します。
オフィスホワイトニングとは?
数ある歯のホワイトニングの中でも一番効果が高いとして人気なのがオフィスホワイトニングです。
美白効果の高い漂白剤を使用して行うので確かな実感を得ることができます。
一般的には、レーザーを照射しながら薬品を歯に塗って治療を行います。
これによって、短い期間で歯を白くすることができるので多くの歯科医院で治療を行うことができるのも特徴のひとつです。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違いは?
自宅で簡単に歯のホワイトニングができるホームホワイトニング。
オフィスホワイトニングとの大きな違いは、使用する薬剤の濃度の違いです。
ホームホワイトニングで使用する薬剤の種類はオフィスホワイトニングと同様の効果がある漂白剤ですが、きちんと資格を持っている医師ではなく素人が扱うことになるので、約1/6に薄められた薬剤を使います。
ですから当然効果も落ちます。
オフィスホワイトニングはどんな施術をするの?
オフィスホワイトニングを行う前には必ず歯科医師の問診を受ける必要があります。
主に口腔内をチェックし、施術を行う部位に重度の虫歯がないか、ひび割れなどがないか、歯周病ができていないかなどくまなくチェックします。
オフィスホワイトニングで使用する薬剤は濃度の高いものになるので少しでも異常がある場合には強い痛みを伴ってしまう可能性があるからです。
問診後は、口をあけた状態にするために専用の器具を装着し、そのまま歯の汚れを落とします。
施術部分に汚れがあると歯に直接薬剤が届かずに効果を発揮できないため、しっかりと汚れを落としていきます。
汚れを落としたら、ここで薬剤を添付します。
また、この時に、多くの歯科医師では薬剤添付と一緒にレーザーや専用ライト(LED)を照射しながら時間を置きます。
時間は8分から15分ほどです。
時間が経ったら口をゆすいで薬剤を落とします。
通常はこれを2から3回繰りかえして治療を行っていきます。
一度でも白くなりますが、通常はこの治療を1週間から2週間の間隔をあけながら2,3回行い、目的の白さになるまで続けていきます。
オフィスホワイトニングはどのくらいの費用がかかるの?
オフィスホワイトニングの料金相場は一般歯科で3万円~5万円ほどです。
専門で行うクリニックだと、1万~3万とやや安価にはなりますが、虫歯を治すよりかなり高額ですよね。
これは保険が効かないからで、どうしてもこのような値段になってしまうのです。
また、かかってくる費用は施術費以外にも、メンテナンスとしてクリーニングを行わなければいけない場合は別途で費用がかかるので事前にしっかりと確認するようにしましょう。
最近ではホワイトニングケアを行っている医院も増え、より手軽に治療を行えるようになってきたので、中には1回数千円から始められる医院もあるので自分に合う医院を探してみるのもいいかもしれませんね。
オフィスホワイトニングのメリット
医師のもとで治療を行うことができるので、濃度の高い薬剤とライトを照射でき、短期間で理想の白い歯を目指すことができます。
また、歯を削ることもしないので元の歯を傷つけずに治療を行えるのもメリットです。
そして一度で全ての歯を同時にケアが行えるので施術時間も短く行えるので、空いた時間に無理なく治療を受けることができます。
オフィスホワイトニングのデメリット
強い薬剤を使用するので、口腔内の健康状態によっては強い痛みを伴う場合があります。
また、ホームケアと比較すると費用が高くなってしまいます。
オフィスホワイトニングを控えた方がいい人は?
オフィスホワイトニングは強い薬剤をしようするので、口腔内に傷がある人、口内炎ができている人、歯周病がある人、歯にひびが入っている人は使用を控えた方がいいでしょう。
治療前には必ず医師の問診があるので、その時点で治療を受けられない人もいますので、ホワイトニングをしたいなと考えている人は、日ごろから口腔内の状態も健康に保てるようにケアを行うようにしてください。
また、妊娠中の方もあまりお勧めはできません。
使用する薬剤が強いので、治療中に体調を崩してしまう人もいるので必ず医師に相談するようにしましょう。
オフィスホワイトニング治療期間中の注意点は?
治療を行って日は、医師からも24時間~48時間がタバコの喫煙を控えるように言われます。
ホワイトニング治療を行うと歯の表面がとてもデリケートな状態になるため、通常よりも色素を吸収しやすくなってしまいます。
ですからタバコは危険です。
ただでさえヤニがつきやすいタバコは、ホワイトニング中に吸うと歯をあっという間に黄色く染めてしまいます。
また、同様の理由で、コーヒーや紅茶、着色してしまいそうな色の濃い飲み物も避けるようにしましょう。
ホワイトニングの効果をより高く、そしてより短期的に行いたい方は、治療後の数日だけではなく、治療開始前後1ヶ月~2ヶ月ほどはこれらの飲み物は避けるとより治療の効果は高くなるかもしれませんね。
自分にあった方法で綺麗な歯を
オフィスホワイトニングについてご紹介してきましたが、どのような治療法なのか、自分の目指すものに合っているのかなんとなくでも見えてきたでしょうか。
最近はドラッグストアでもホワイトニング用の商品を取り扱う所が増えてきました。
歯医者まで行かずとも、簡単に歯を白くすることはできるのです。
様々な方法がある中、自分に合い、無理なく行える方法で理想の白い歯を目指してください。
白い歯を手に入れることで、きっと今以上に自分の笑顔に自信が持てるようになり、今以上に笑顔が増えてくれたら嬉しいです。