歯学部を卒業してから口腔外科や麻酔科で学んできましたので、今でもインプラントなどの外科処置や全身管理を必要とする静脈内鎮静などを必要とする患者さんを主に診ています。私は内科や形成外科、麻酔科といった歯科以外の診療科や市中病院で救命救急センターなどでの研修を経験しています。
近年、一般医療は器官ごとに分けて専門的に診ますが、最近は総合医など全人的な治療が見直されてきました。個別の器官だけを治療しても根本的に治すことはできないからです。歯科も類にもれず、むし歯を削って詰めるだけでなく、なぜむし歯になったのか「Why」に着目する必要があります。本当の健康を手に入れるためには、背景にある食生活や生活環境、背景にある疾患などを総合的に診て治療にあたれるように心がけています。
子供の頃、父親の仕事の関係で米国に住んでいました。米国人は歯を大切にします。なぜ大切にするかというと健康の要なのを身を持って知っています。親友の母親もそうでしたが、歯を治すとお医者さんで匙を投げられた身体の悩みが一気に解消される患者さんが沢山います。病気は口から入るとも言われますが、歯や口元を治すと健康になり長生きできるなんて素晴らしいと思いました。
やはり患者様に感謝される瞬間に尽きます。救命救急センターに在籍していた際に経験した、患者さんの命を救って感謝される喜びは、何者にも代えがたい唯一無二の感覚ではないでしょうか。一般的な歯科医師ではできない経験ができて幸運だったと思います。今も、日常診療で患者様から感謝の言葉をいただいた時の喜びを大事にし、それに応えるように務めています。
やはり患者様に感謝される瞬間に尽きます。救命救急センターに在籍していた際に経験した、患者さんの命を救って感謝される喜びは、何者にも代えがたい唯一無二の感覚ではないでしょうか。一般的な歯科医師ではできない経験ができて幸運だったと思います。今も、日常診療で患者様から感謝の言葉をいただいた時の喜びを大事にし、それに応えるように務めています。
医療は日進月歩です。先端医療を時代に合わせて上手くアレンジして提供できることです。いくら素晴らしい治療方法でも時期尚早だとなかなか浸透しませんし、数年後に突然一般化することもあります。当院は、多彩な先端医療から今の時代に必要とされるものを選択して、診療に反映していくことが得意なクリニックだと思います。
「健康」には、画一的な基準がありません。一人ひとりにふさわしい「健康」があるはずです。また、患者様の病気を治せるのは、医療者ではなく患者様自身しかいません。私たちの役割は、それぞれの患者様が楽に、楽しく生きることが出来る状態に、一本の歯から健康に「いざなう」ことだと思います。 人には必ずリズムがあり、何をやっても改善を実感できない時期もあれば、自然と良くなっていく時期もあります。そんなバイオリズムの波も、世間話など他愛もない話を交えながら、皆様が健康になっていくお手伝いをさせていただければ幸いです。お困りのことは当院まで気軽にご相談ください。
徒歩や自転車での街や野山の散策、キャンプ、マラソン、年間目標50冊の読書